Organization of Petroleum Exporting Countries; Wirtschaftsverband Fuels und Energie
公開日June 2024
調査期間1960 to 2024
補注Prices are annual averages of selected OPEC crude oils (OPEC basket).
2024-06-27 | 発行元 Statista Japan
2024年5月時点のOPECの原油価格平均値は、1バレル当たり83.64米ドルでした。前年の平均の82.95米ドルを上回ります。OPECとは、石油輸出国機構(Organization of the Petroluem Exporting Countries)の頭字語で、加盟国にはアルジェリア、アンゴラ、コンゴ、赤道ギニア、ガボン、イラク、イラン、クウェート、リビア、ナイジェリア、サウジアラビア、ベネズエラ、アラブ首長国連邦(UAE)が含まれます。1960年にイラクのバグダッドで設立されたOPECの目的は、加盟国の石油政策の調整および統一です。
OPECバスケット価格(またはOPECバスケット)は、OPEC加盟国の代表的な原油価格を加重平均した値です。OPECバスケットを構成する油種には、サハラブレンド(アルジェリア)、バスラライト(イラク)、アラブライト(サウジアラビア)、BCF17(ベネズエラ)などが挙げられます。原油の産出量を調整することで、バスケット価格を安定させることがOPECの狙いです。
OPECバスケット価格は、世界の原油価格を左右する最重要指標ですが、ほかにも英・北海産のブレント原油、米国産のWTI(ウェスト テキサス インターメディエイト)原油、そしてドバイ原油といった指標油種(ベンチマーク)が存在します。2020年には、新型コロナウイルス感染症の影響による石油需要の減少で原油価格が大幅に下落し、経済の減速につながりました。
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