Eurostat
公開日October 2022
調査期間2020
補注* 2019 data ** 2017 data *** 2016 data
2023-07-19 | 発行元 Statista Japan
2020年のUNIDOMOアンケート調査によると、婚姻100組当たりの離婚率が欧州で最も高かった国はポルトガルでした。100組中91.5組が離婚しているポルトガルに、スペインとルクセンブルクが次いでいます。3か国ともに欧州平均を遥かに上回る離婚率となっており、どの国も100組中80組以上が離婚していると報告しています。
100組当たりの離婚率ランキングの首位はポルトガルで間違いありませんが、欧州各国の人口1千人当たりの離婚率をみると状況は異なります。人口1千人当たりのポルトガルの離婚率は約1,7件で、ドイツやオランダのそれと大して変わりません。注目すべきは、100組当たりの離婚率がポルトガルより低いルクセンブルク(80.3パーセント)の人口1千人当たりの離婚率が、ポルトガルのそれよりも0.6ポイント高い点でしょう。
世界で最も離婚率が低いとされるグアテマラやペルーのような中南米地域の国々と比較すると、ルクセンブルクの離婚率は高すぎるようにも見えます。しかし、米国(2.7件)や中国(3.5件)の1千人当たりの離婚率と比較すると、ルクセンブルクや欧州の状況が決して異常ではないことがわかります。
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