健康状態

2022年時点 年間犠牲者数にみる世界で最も危険な動物

出典

FAR & WIDE

公開日

May 2022

調査期間

as of 2022

補注

* Figures represent the highest estimates for each creature.

2022年 世界で最も危険な動物ランキング

2023-07-19 | 発行元 Statista Japan

世界で最も危険な動物ランキングは、どの動物が1年間に平均でどれだけの人間の命を奪っているかをまとめたものです。しかし、1位の座を獲得したのはライオンやヘビのような恐ろしい動物ではありません。年間犠牲者数の平均でみると、世界で最も危険な動物は蚊です。蚊に命を奪われた人の数は世界全体で年間100万人に上り、それに比べてヘビによる犠牲者は約10万人、ライオンに襲われて命を失った人は約250人となっています。さらに意外なのは、3位に犬がランクインしている点です。年間約3万人が犬に襲われて命を落としているとされ、主な死因は狂犬病への感染によるものとみられています。 

マラリア 

蚊が世界で最も危険とされるのは、蚊によって媒介されるさまざまな病原体が人々を死に至らしめるためです。なかでも、世界で最も多くの犠牲者を出している感染症がマラリアです。マラリアとは、マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染する病気で、主な症状としては発熱、悪寒、頭痛、吐き気が挙げられ、治療が遅れると死に至る場合もあります。この病気は、アフリカや東南アジア地域の貧困国で感染者が極めて多く、2020年には全世界で62万7千人がマラリアにより命を落としています。 

米国における蚊媒介性疾患 

米国で最も報告例が多い蚊媒介性疾患は、ウエストナイル熱、マラリア、デング熱です。しかし、特にマラリアやジカ熱、デング熱の場合は、その多くが他国で感染症に罹患した後に入国した旅行者であることがわかっています。2018年に米国で最も多くの蚊媒介性疾患が報告された州は、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州です。 


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