2024年 現役兵の数が世界最大の軍隊

2024年1月時点で約200万人の現役兵員を擁していた中国軍は、世界で最大規模の軍隊です。現役兵員数においての上位5カ国は中国、インド、米国、北朝鮮、ロシアです。

「現役」と「予備役」の違いについて

「現役」兵は米国では「アクティブデューティー（Active Duty）」、英国では「アクティブサービス（Active Service）」とも呼ばれ、軍での仕事が専業です。「予備役」は、「現役」とは対照的に軍人としての職務と民間の職業を兼務しています。米国では現役軍人数が全体の圧倒的多数を占めています。

最強の軍隊とは

一国の軍隊の強さは、兵力だけではなく、軍備・兵器の数とその質によって決まります。例えば兵員数のみに着目すると、ロシアやアメリカの核弾頭保有数が他国より圧倒的に多いことが加味されません。軍事費には人件費と設備維持費が含まれるため、各国の軍事費の総額も軍隊の強さを示すものとなります。軍事費が最も多い国は米国で、年間予算額は2位の中国の約3倍に達します。