Bureau of Labor Statistics
公開日April 24
調査期間March 2020 to March 2024
2024-06-17 | 発行元 Statista Japan
2024年3月の米国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.5パーセント上昇しました。米国内の物価の上昇・下降を表す経済指数であるCPIは、都市部の平均値を基に算出されます。インフレ率とは、CPIの上昇率のことで、一定期間における物価水準の変動を示します。また、インフレ率の上昇は、通貨の購買力の低下を意味します。
新型コロナウイルスの感染拡大、サプライチェーンの分断、ロシアのウクライナ侵攻により、2022年に米国のインフレ率は急激に悪化しました。
また年間インフレ率は、2011年の3.2パーセントから2022年には8.3パーセントに上昇しました。この変化は、近年米ドルの購買力が低下していることを示唆しています。国際通貨基金(IMF)が発表したデータによると、米国のCPIは1982年から1984年を100とすると、2020年は258.84となり、2027年には325.6まで上昇すると見込まれています。
2022年時点でインフレに直面していたのは米国だけではありませんが、国によって程度は大きく異なります。2022年にブラジルは前年比約9.3パーセントのインフレ率を記録しましたが、中国では約1.9パーセントに留まりました。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。