International Monetary Fund
資料名World Economic Outlook Database April 2024
公開日April 2024
調査期間1987 to 2023
補注* Estimate.
2024-06-27 | 発行元 Statista Japan
2023年時点では、インドのGDP(国内総生産)は約3兆7,300億米ドルでした。インド経済の成長率はこちらの統計を、ロシアのGDPはこちらをご覧ください。
GDPは、一国の経済活動を図る代表的な指標として知られています。GDPとは、国内で一定期間内(通常は1年間)に生産されたすべての財やサービスの付加価値の合計額です。実質GDPは物価変動による影響が取り除かれているため、一国の経済がどの方向に向かっているのかを推察するうえで、より信頼性の高い指標となります。
1947年の独立後、インドは資本主義と社会主義の両方の要素を取り入れた混合経済体制の採用を決定しました。しかし、政策の不徹底や混合経済体制の欠点は、政治的介入を惹起し、非効率性がはびこる結果となりました。インドでは、熟練労働者不足などの理由から、ソ連型計画経済政策への移行に向けた機運が高まることはありませんでした。
1990年代初頭には政府による価格統制が撤廃されたことで、小規模ながら新しい産業がいくつも生まれ、インド経済は回復しました。しかし、主要な貿易相手国だったソ連の崩壊により、社会主義政策が経済に与える負の影響が浮き彫りになったことから、経済自由化路線へと転換しました。インドは2000年代に入り、市場経済国へと急速に発展し、現在では新興5か国BRICS(ブラジル、インド、中国、南アフリカ)の一翼を担っています。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。