1982年～2023年 米国の銃乱射事件の発生件数 州別

銃乱射事件の発生件数が最も多い米国の州は、2023年12月時点ではカリフォルニア州です。カリフォルニア州では1982年以降、合計26件の銃乱射事件が発生しています。出典元は、3人以上の人が殺害された銃撃事件を銃乱射事件と定義しています。直近では、2023年10月26日に米・北東部のメイン州で銃乱射事件が発生しており、米国史上最悪の犠牲者数を出した事件のひとつに数えられています。容疑者の男は、ボーリング場と飲食店で無差別に発砲し、18人が死亡、13人が負傷しました。 

米国における銃器 

米国では、残念ながら銃乱射事件が頻繁に発生しています。ほかの西側諸国と比較してもその数は圧倒的に多く、銃の規制が比較的緩いことがその原因であるとの考えもあります。米国では、銃規制は州の管轄であり、憲法によって武器を保有する権利が保証されています。 

銃乱射事件 

米国史上最悪の銃乱射事件は、2017年にネバダ州ラスベガスの大通りラスベガス・ストリップで発生し、58人が殺害され、546人が負傷しました。米国史上最悪の銃撃事件のうち13件は2015年以降に発生しており、容疑者の大半は白人の男性です。