Global Carbon Project; Statista; Expert(s) (Friedlingstein et al. (2023), Andrew and Peters (2023).)
資料名Global Carbon Atlas
公開日December 2023
調査期間2022
補注Emissions share was calculated by Statista using the data provided by the source. Preliminary data. Figures have been rounded.
2024-03-21 | 発行元 Statista Japan
2022年に世界で最も多くの二酸化炭素(CO²)を排出していた国は中国で、世界の総排出量の31パーセント近くを占めました。日本を含むCO²排出量上位5カ国だけで、世界の排出量の約60パーセントを占めています。
現時点で年間のCO²排出量が最も多い国は中国ですが、過去3世紀を振り返ると米国の排出量が中国を大きく上回っています。1750年以降、米国は累積で4,000億トン以上のCO²を排出しています。世界のCO²排出量は産業革命以降飛躍的に増加しており、近年では過去最高を記録しました。
戦争や世界恐慌などの大きな歴史的な出来事が起こるたびに、世界のCO2排出量は減少に転じます。2020年には、コロナウイルスの感染拡大によって各国政府が厳しい都市封鎖(ロックダウン)などの行動制限を課したため、CO2排出量は減少しました。特に旅行の大幅な減少が排出量削減に貢献しており、世界的な感染拡大が本格化した2020年4月には、航空業界のCO2排出量は2019年の1日あたりの平均と比較してパーセント減りました。
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