Global Carbon Project; Expert(s) (Friedlingstein et al. (2023), Andrew and Peters (2023).)
資料名Global Carbon Atlas
公開日December 23
調査期間2010 and 2022
補注* Preliminary data. Figures have been rounded.
2023-12-20 | 発行元 Statista Japan
中国と米国は言わずと知れた世界最大の二酸化炭素(CO₂)排出国で、2022年にはそれぞれ114億トンと51億トンを排出しており、他国を大きく引き離しています。米国は世界で2番目に排出量が多い国ですが、2010年以降は排出量が11パーセント減少しています。その一方、中国の排出量は2010年と比較して30パーセント以上増加しています。
エネルギー部門はCO₂排出量が世界最大の産業部門のひとつに数えられ、石炭火力発電がその大きな要因となっています。中国では、今世紀に入ってから石炭火力発電によるCO₂排出量が急増しており、2022年には4.5ギガトンに達しています。
中国は世界最大のCO₂排出国ですが、米国の累積CO₂排出量(1750年以降)は400ギガトンを超えており、中国をはるかに上回っています。両国の間に大きな開きがあるのは、中国の排出量の大半が過去20年間で生み出されたものだからです。産業革命以降の世界の累積CO₂排出量の約40パーセントを米国と中国が占めています。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。