人口統計

2021年 ジェンダー平等が進んでいる国ランキング

出典

United Nations Development Programme

資料名

Human Development Report 2021/22

公開日

September 2022

調査期間

2021

補注

The GII is an inequality index. It measures gender inequalities in three important aspects of human development—reproductive health, measured by maternal mortality ratio and adolescent birth rates; empowerment, measured by proportion of parliamentary seats occupied by females and proportion of adult females and males aged 25 years and older with at least some secondary education; and economic status, expressed as labour market participation and measured by labour force participation rate of female and male populations aged 15 years and older

2021年 世界で最もジェンダー平等な国

2023-09-28 | 発行元 Statista Japan

ジェンダー不平等指数(GII)によると、2021年時点で最もジェンダー平等が進んでいた国はデンマークでした。ジェンダー不平等指数は性と生殖に関する健康、女性の地位の向上、労働市場の3つの側面から、女性と男性の不平等さを測定するものです。ジェンダー不平等指数の値が低いほど女性と男性が平等であることを示します。同年に最もジェンダー平等が進んでいない国とされたのはイエメンでした。

職場におけるジェンダー格差

ジェンダー格差が最も顕著に現れているのは職場であり、多くの場合男女の賃金格差につながっています。2021年でも、男性と同じ資格を持ち、同じ仕事をしている女性の収入は、男性の収入より1%少なくなっています。管理職や上層部の役職に就く女性の割合は少なく、女性の管理職がいる企業は世界でわずか18%しかありません。これは政府機関での役職においても同じで、これまでに女性が最高行政権力の座についたことがある国は、世界195カ国のうち15カ国しかありません。

今後の見通し

ジェンダー格差を縮めるのにかかる時間は地域によって大きく異なります。西ヨーロッパではジェンダー平等を達成するのに約60年かかると言われている一方、南アジアでは197年かかるとされています。最新のデータによると、コロナウイルスの流行により世界中で女性の貧困が拡大し、男女の貧富の差がさらに広がっていることが明らかになっています。女性の貧困の高まりは、ジェンダー不平等指数にもマイナスの影響を与えると予想されます。


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