2024-07-17 | 発行元 Statista Japan
世界のGDP(国内総生産)に対する2023年の旅行・観光産業の寄与額は、新型コロナ危機発生前の2019年比4パーセント減の9兆9千億米ドルとなりました。2024年には寄与額が11兆1千億米ドルに達する見通しで、コロナ前の水準を上回ると予測されています。
GDPとは、国内で一定期間内に生産された財やサービスの付加価値の合計金額で、一国の経済規模を示す指標として用いられます。GDPの増加は、経済成長を意味します。米国と中国は、コロナの影響の前後どちらでも、国別にみた2022年の旅行・観光のGDP寄与額で他国を大きく引き離しています。トップ5には、ほかにもドイツ、英国、日本がランクインしています。
2023年の国際観光客到着数は、前年比で大幅に回復したものの、新型コロナ禍前の水準には至っていません。フランスは、インバウンド旅行客数が一時激減したにもかかわらず、2022年の国際観光客到着数の国別ランキングでは、依然として1位の座を維持しています。同年、フランスを訪れた国際観光客数は約1億人にのぼり、スペインと米国が2位と3位にランクインしています。
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